Seri on 2014-05-31 with 0 comments
スリランカの仏教でとっても重要な寺院、仏歯寺。
名前のまんまで、仏陀の仏舎利(歯)が祀られているお寺です。
仏歯寺のあるキャンディごと世界遺産に登録されています。民族衣装のサリーとサロンに着替えている私たち。
旅行のオプションでついているサービスなのですが、素材がおそらくポリエステルと思われるサリーは暑すぎて不快指数かなり高いです。
もしサリーを着られるのなら、代金をプラスしてでもシルクのものを着られるのがオススメです…。
スリランカのキャンディに位置するダラダー・マーリガーワ寺院(Dalada Maligava)の通称である。『大涅槃経』(Mahaparinibbana Sutta)によれば、仏陀(釈迦)の死後、歯は遺骨と同様にインド各地に分割された。『チューラワンサ』(Culavamsa,小史。第37章)の記載によれば、スリランカにはスリー・メーガワンナ王(301-328)の治世第9年にカリンガ(東インドのオリッサ)からブラーマンの女性が右の犬歯を持ってきたとされ、ダンマチャッカ(法輪堂)で祀ったという。『ダータワンサ』(Dathavamsa,12世紀)によれば、左の糸切り歯がカリンガの王女、ヘーママーラによってもたらされたと記されている。スリランカでは仏歯が王権の正統性の証しとされ、当初はアヌラーダプラ、次はポロンナルワと、王都が移動するとともに仏歯も移動し、「仏歯の安置所」で祀られてきた。現在は最後のウダ・ラタ王国の旧王都のキャンディに安置されている。原語のマーリガーワとは宮殿の意味で、仏教寺院(ウィハーラ)というよりも仏歯を神のように考えて祀る神殿の雰囲気である。ただし、運営はキャンディの仏教寺院であるマルワッタとアスギリヤが協力して行っている。毎年、シンハラ暦のエサラ月(新暦7-8月)には満月の日を最終日で頂点とする3週間にわたるキャンディ・エサラ・ペラヘラ祭が開催される。行列(ペラヘラ)が主体の祭で、七日ずつ、デーワーレ・ペラヘラ、クンバル・ペラヘラ、ランドーリ・ペラヘラに分かれて、巡行の範囲が次第に広がっていく。クンバル・ペラヘラ以降は、仏歯(ダラダー)を載せた象を先頭にして、旧王国を守護する神々(ナータ、ヴィシュヌ、カタラガマ、パッティニ)のご神体(ランアーユダ、剣)をのせた象が、キャンディの市内を行列して巡行する。かつての王国の権威を再現して象徴的な支配秩序を再確認するだけでなく、佛歯は雨をもたらすとされ、新たな農耕期の始まりにあたっての豊作祈願という農耕儀礼の様相を持つ。ただし、仏歯が行列の先頭にたつようになったのは、1775年以後のことであり、ペラヘラに仏教的意味を与えようとする国王の意図を以って導入された。1948年以後は、シンハラ人の仏教徒の祭りという意識が高まってきている。在家総代のディヤワダナ・ニラメは、名誉ある職とされ、有力政治家が担当してきた。なお、仏歯寺と旧王都は、「聖地キャンディ」として、世界遺産に登録されている。
(Wikipediaより抜粋させていただきました)
普段は朝昼夕の三回プージャー(仏への礼拝)の時に仏歯が入っているパコダという黄金の入れ物を見ることができるのですが、
年に一度、象に仏歯が入った入れのもをのせて市内を周るペラヘラ祭りがあり、
その様子が入口付近のかべに描かれています。
入口のはお供えの蓮の花が売っている?のか?
サマンタさんが100ルピーわたしているのがチラっと見えたのですが…。
夕方のプージャーの一時間前でこの行列!
この列の最後尾に並んでパコダを見るのは多分2時間かかるであろうと…。
この日の宿泊ホテルが仏歯寺の隣にあるので、夕方のプージャーは諦めて、
次の日の朝の5時半からのプージャーに行くことに。
「朝は早いからあまり参拝者もいないからすぐ見れるよ」とサマンタさん。
じゃあ、明日気合い入れて早起きするわ。列には並ばすお花だけお供えして…ちなみにパコダがあるのは二階で一階から列は続いています…。
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おはようございます。
仕切りなおして早朝プージャーに再挑戦です。
こちらお寺に入る前のセキュリティチェックの列。数年前に爆弾を積んだ車がつっこむテロがあったらしいです…。
それ以来セキュリティチェックされるようになって、カバンの中とボディチェックされます。
ここで体験した世界共通なこと、
列に並ぶとジリジリと順番抜かししてくるオバ様がいること…。
朝は人が少ないと聞いていたのにこの混み様…
一階~二階まで永遠列が続きます。
朝の5時半から結構な数の参拝者。観光者が周りを見回してもおそらく私達だけで、皆さんお供えのミルク粥を作ってこられています。仏様の朝のお供え物がミルク粥、お昼が紅茶? 夜が……忘れましたスイマセン(汗)
パコダを見れるのは一瞬だけで後はその周りでお経を唱える参拝者の方々…。
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Seri on 2014-05-31 with 0 comments
キャンディは日本でいうところのの京都のような街で、シンハラ王朝最後の都。
その後のイギリス統治時代の名残でコロニアル様式の建物も多く素敵な街並みです。
1988年に町ごと世界遺産に登録されています。
宿泊したクィーンズホテル
アンティークな雰囲気が漂うコロニアル様式のホテルで、この旅行中唯一御飯がカレー的なものが一切ないコースでした(笑)
キャンディ湖の前&仏歯時の隣、と最高の立地で年一回のペラヘラ祭りにはお祭り全体が見渡せて、観覧席が1万円ほどするそうな…
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キャンディの市場にて…
スパイスが沢山スリランカから帰って来てビックリしたこと。
最近治らなくてなやんでいた細かーいニキビの様なものがすっかりなくなっていた事。
朝昼晩カレー&ほとんど野菜を使った料理という食べ物全般のおかげか、昔は(今も?)薬として使われていたスパイスのおかげか?
どちらにせよ、普段食べるものに無頓着なのでちょっと反省しないと…。
スリランカ料理にハマる人の気持ちすごく分かりる気がする…
魚屋さん暑い中で氷無しで大丈夫か?もちろんハエも飛んでます…
スリランカのヨーグルト「カード」これにハチミツをたーっぷりかけて毎朝食べてました。濃厚なヨーグルトって感じですごく美味しかったのですが…
これも暑い中外に出してて大丈夫なの??
お米屋さん1kg100ルピー(約)70円くらい。スリランカの物価は日本に比べると超安いです。
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Seri on 2014-05-30 with 0 comments
絶対に泊まってみたかったホテル、ヘリタンスカンダラマ。
ここは、スリランカの建築家ジェフリー・バワ(1919~2004)が1994年に造ったホテルで、
周りは広大な森が広がっており、時間の流れとともに緑に埋もれるように設計されています。
自然と一体になっている本当に素敵なホテルで、
ホテルに着くまでも森のなかの細い道を車でどんどん進んでいき、
「本当にこの先にあるの??」と不安になってきたところでようやく到着。
そしてホテルの建物だけでも端から端まで全長1km!
ゆっくりホテルの中も探訪したいのに、今回は1泊しかできなかったのが非常に残念。
文化三角地帯と呼ばれるところにあり、
アヌラータブラ、ポロンナワラ、ダンブッラ、シーギリア、などなどの世界遺産からも近いので、
ここに連泊して毎日あちこちの遺跡を見に行くってホテルもゆっくり楽しむのとかが理想です。
スリランカは欧米国のリゾートで訪れるところなので、もちろんもっとラグジュアリーなホテルも沢山あるし、正直結構意外でした。
チェックインの時に「お部屋の窓は猿が勝手に窓を開けて入ってくるから必ずロックしてね」といわれました。
確かにホテルの周りにはお猿さんが沢山いて、朝食の時もホテルの人の目を盗んで、お猿さんがこっそり食べ物盗んでました(笑)
湖と一体に見えるインフィニティプール
今はよくあるインフィニティプール、これはバワが発案したものだそうです。
このフクロウの彫刻もヘリタンスカンダラマの象徴的なものの1つ。
レストランに行く階段にドーンと。
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朝は早起きして、象に乗ってホテルの周りをお散歩!
象に揺られて湖や森の中をゆっくり1時間。
これはほんとに楽しかった!!!
モニカちゃん、25歳の女の子です。
調教されているからでしょうが、賢いしおとなしい、そして大きい!
もうあちこち触り放題(笑)で大興奮です。
そして、象使いアシスタント的なお兄さん
「写真撮ってあげるからカメラ貸して」と言われ手渡して、すぐ返ってくるのかと思ったらそのまま永遠と100枚以上の写真を撮ってくれました(笑)
しかもこの状況めっちゃヒヤヒヤする…お兄さんこけたらカメラもアウト
象の頭です。
毛がものすごく剛毛!太さ2mm位はありそうでほとんど針金?!
湖の向こう側に見えるのはこの日にこれから行くシーギリアロック!
今回の旅行の一番の目的です!あーテンション上がる!!
1時間のお散歩から返ってきたらモニカちゃんにご褒美のバナナタイム。
「バナナを皮ごと」あげるんだと思ってたら「枝の部分も全部」でした。枝めっちゃ硬いよ?
そんな心配もなんのその。枝ごとバリバリいくモニカ。可愛い〜!
ふと疑問。
このバナナも象乗り体験のお金に入ってるのかな?
観光地でありがちな法外な値段をあとから請求されるパターンか?!
そんなことをかんがえながら特にバナナ代も請求されず、象使いSにチップを渡してその場を立ち去る私たち。
あとから聞いたら、常に旅行に同行してくれていたガイドのサマンタさんがバナナを用意してくれたのだそう。
サマンタさんありがとう。
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Seri on 2014-05-29 with 0 comments
来ました!ついに!
ずーっと行ってみたかったシーギリアロック!
感動〜!でかいよ〜!
すごい存在感!
1982年に世界遺産に登録されているシーギリアロック。
195mある岩の頂上にかつては王宮があったのですが、それも1500年も前のこと。
日本は大化の改新あたり?
シーギリアの歴史はこちら
↓
シンハラ王朝の5世紀、ダートゥセーナ王の息子カッサパ1世は、王の甥であり軍指令官でもあったミガラの支援を得てクーデターを起こし、477年には父親から王権を奪取する。しかし平民出身の母親を持つカッサパ王は、王族出身の母を持つ弟モッガラーナに王位を奪還される事を恐れ、長らく首都であったアヌラーダプラを離れ、より安全なシギリヤへと遷都した。カッサパが在位にあった477年から495年の間、シギリヤは複雑な市街と防衛機能を併せ持つ都として発展し、即位から7年後にはシギリヤロックの頂上に王宮が完成する。
一方、兄カッサパからの難を逃れていたモッガラーナは、亡命先の南インドから軍隊を引き連れ兄に戦いを仕掛ける。当初はカッサパ王が優勢であったものの後に劣勢に転じ、観念した王は喉を掻き切り自害、495年、シギリヤは陥落する。王位についたモッガラーナはシギリヤを仏教僧に寄進し、再び都をアヌラーダプラへと移した。シギリヤは13世紀から14世紀頃まで修道院として存続するが、徐々に衰退。その後は16世紀から17世紀にキャンディ王国がこの地を分営として利用するまでの間、記録は残されておらず、また同王国の衰退の後にも再び放棄された。
建設から1400年の後、イギリス統治下の1875年に、イギリス人によって岩山に描かれたフレスコ画である”シギリヤ・レディ”が発見された。
(Wikipediaより抜粋させていただきました)
周りには外堀があって、堀の中にはワニや毒蛇がはなされていたらしく、今でもいるんだとか。
ワニと毒蛇一緒に入れたら、「ワニVS毒蛇」って感じでお互い殺しあわないの??ちょっと謎…。
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水のテラスと呼ばれている庭園には、高所から地下に水を引く仕組みの途中に5つの穴の空いた丸い石板から水が吹き出す噴水が。
また、高所には風車をつかって水を汲み上げていたのだそう。
5世紀ごろなのにすごいシステム。
旅行中何度か「とても体に良い葉っぱだよ」ととってくれる葉っぱは、
どれも激マズでした(笑)苦すぎるよ…。
スリランカの人は全然平気らしくサマンタさんもこのガイドさんもムシャムシャ…。
日本人が必ずつっこむポイント「フラッシュだめ」
読めるんだけどね(笑)ちょっと違うのよね…惜しい。
大体半分くらいのところにあるフレスコ画「シーギリアレディ」
かつては500人ほど描かれていたそうですが、雨風に侵食されてしまい今残っているのは18人だけ。
しかし皆さんかなりのナイスバディ…。
この回廊の壁は「ミラーウォール」と呼ばれており、卵白・はちみつ・石灰を混ぜたものを塗って磨き上げて日があたると光り輝いていたのだそう
途中にある投石機敵がせめてきたら下の小さいいしをはずして岩を落とすという単純システム、だけど、どうやって岩の下に石入れたの?
1500年落ちてないけどある日落ちそうで怖い…。
この辺からは高所恐怖症の方は注意ですよ、手汗出るからハンカチ用意してくださいね
今は足先だけしか残ってないのですが、昔は頭部のもあってライオンの口の中に入っていく感じだったとか。とにかく大きい…。
で、かなり足がすくむ思いで階段を上って頂上まで到着王様のプールや
住居跡、ダンスステージ跡などなど
360°空と雲!すごい!
このあたりは雨が少ない地域なので観光にはあまり心配ないらしいのですが、
旅行された方のブログを拝見させてもらうと結構曇り空だったり霧で遠くが見渡せなかったり…。
旅行まえに散々雨に祟られていたのでかなり心配でしたが、最高のお天気で大満足!
ただし暑い!汗だくだく!
降りてきて速攻冷たいミネラルウォーターを一気飲みです。
ガイドさんにも
「飲む?」
と差し出してみたら
「いらない、今は暑い紅茶が飲みたい」
と。
嘘やろっ?!この暑い中暑い紅茶って?!
聞いてみたところ、人にもよるけどあまり冷たい飲み物を飲む習慣がないらしいです。
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Seri on 2014-05-28 with 0 comments
10~12世紀にシンハラ王朝の首都があったポロンナルワ。
1982に世界遺産に登録されています。
とにかく広大で遺跡も沢山。
全部周ると車でも4時間位はかかるらしく、私たちは要所だけを説明してもらいながら周ったのだけど、それでも2時間くらい?
しかも、ほとんど説明を覚えてない(汗)
だって多すぎる…。撮った写真も多すぎる…。
書ききれないのでいくつかだけ。
寺院に入る時は必ず露出は少なく&靴を脱ぐのが決まり。でも、石が焼けて熱すぎるので靴下はOK。
とわかっていたのにもかかわらず、カバンの中にスタンバイしていた靴下を履く暇もなくどんどん進んで行くので、結局裸足のまま…。
めちゃくちゃ熱い…。でも今更履くのも…。ポロンナルワに行った時は16時位で日がだいぶ傾いてきていたけど、結構「あちっあちっ」ってなりながら歩いてました。
現地の人はカンカン照りのお昼でも平気みたい…。
慣れってすごい。
ワタダーゲシンハラ王朝時代に仏教の中心地であったクワドラングルのなかで一番大きく目立つ円形の仏塔。
そして、その入口にあるムーンストーン。仏教の輪廻を表していて、かつてはこの上で足を洗って仏塔内に入ったらしいです。
そしてそして、ポロンナルワ遺跡で有名な座像・立像・涅槃像の強大な3体の石像。
瞑想中の仏陀ガイドのサマンタさんは信心深いブッティスト。旅のあいだ寺院に立ち寄った時に熱心に拝む。
サマンタさんだけでなくスリランカの方は大半が仏教を信仰されてて、このあと仏歯時に行った時皆さんの信心深さにちょっとビックリでした。
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Seri on 2014-05-28 with 0 comments
5月18日~23日お休みをいただいてスリランカに行ってきました!
近そうで遠いスリランカ?遠そうで近いスリランカ??
CXでいったので
関空→香港→バンコク→スリランカ
乗り継ぎや経由の時間全てあわせて18時間はちょっと辛かったですが、それ以上にすごい良いとこスリランカでした。
ずっと前から行きたかったシーギリアロックにも登れたれたし、
そのほかダンブッラの石窟寺院、ポロンナルワ遺跡、仏歯寺、古都キャンディ、ピンナワラの象の孤児院、などなど、ぎゅーぎゅー詰めの3泊5日でした。
ぼちぼち旅行記を書いていきたいと思いますのでお付き合いくださいませ。
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Cut | ¥5,000+税 |
Color | ¥5,000+税〜 |
Botanical color | ¥5,000+税〜 |
Perm | ¥11,000+税〜 |
Straight perm | ¥12,000+税〜 |
Iron straight perm | ¥15,000+税〜 |
Treatment | ¥2,000+税〜 |
mule mule hair
〒550-0004
大阪市西区靱本町 1-15-14 西井ビル 7F